Information 情報
2022.10.20
オートベイラー
トランサムブラケット
スイベルブラケット
ステアリングブラケット
パットアンドスクリュー
カウリングストラップ
プレッシャー ガウジ
それぞれ入荷しました。
ハイサーフな環境下でも耐えうる仕様になっています。世界中のさまざまな救助機関などで採用されています。
2020.10.9
ギアオイル交換は100時間若しくは6ヶ月後とに実施が推奨されています。
都度プラグガスケットも交換していきます。
興味のある方でお時間合えば一緒に作業しませんか?
2020.5.29
Achilles社製SSR380底板修繕
SSR380は1980年代物です。...
底板のコーナーなどは削れてコア材が見えている部分も少なくなく、このままの使用では、船体チューブを痛めてしまいます。
また、底板連結部が完全に分離するほど弱くなっています。
そのため、船体を組み立てる際もより難しくなります。
1番の問題は、波に当たったときに、船首側が上部に屈折するため、クルーにとっても危険ですし、ドライバーの操船にも、影響少なくありません。
今回は、底板コーナーのコア材むき出し部分のパテ盛り修繕と、底板連結部の可動域を元の状態に戻すための修繕を行いました。
もし、修繕の必要とする艇がありましたら申し付けください。
メンテナンス次第で長く活躍してくれるはずです。
2020.5.12
リコイルスターターアッシ
スターターシール
スターターロックレバー
トップカウルサブアッシ
船外機のリコイルスターターを引く際、ロックのかかる箇所まで緩く引いた後にエンジン始動させないと、リコイルスターアッシ及びその部品と接触しているスターターロックレバーが破損し、リコイルスターターロープが引けなくなることが少なくありません。
今回は、その部品のご所望あったので手配させて頂きました。
また、TOHATSUトップカウルサブアッシ(カウルカバー)は、2010年式から緩衝材の仕様が変更されているため仕様変更以前の船外機にスターターシールの緩衝材がないと現行のトップカウルサブアッシは収まりません。
また、現行のトップカウルサブアッシの爪を、仕様変更前の船外機に装着する際は、若干の爪の角度変更が必要になります。
しかし、トップカウルサブアッシを破損させたままの運用は、元気なエンジンにとって良いことありません。大事に使用してあげれば、船外機の寿命は思いのほか長くなります。
様々なシーンで有効なIRB及び船外機の普及を支援していきたいと強く希望しています。
保有されている船外機やIRBのご相談に可能な範囲寄り添って対応させて頂きます。
2020.05.08
プロペラガード
昨日後ご紹介した、Honda 4サイクル 9.9馬力 Sシャフト用及び、Level 3 – ミリタリー仕様含め、プロペラガードについて少し解説いたします。
...Level 3 – ミリタリー仕様 (25馬力ギアボックスの場合、横翼11枚-内部間隔30.00㎜)はオーストラリアの軍隊が使用している、船外機の推進力を限りなく妨げず、キャビテーション発生も軽減を考慮し、クルーや要救助者の身体を守れる仕様になっています。
一方、国内でよく見かける仕様は、Level 4 – スイフトウォーターレスキュー及びサーフレスキュー仕様(25馬力ギアボックスの場合、横翼11枚-間隔24.00㎜以下)であり、Level 3及び4の違いは、羽の角度を含む形状に違いがあります。
SLSA(オーストラリア・サーフ・ライフセービング協会)のINFLATABLE RESCUE BOAT Technical Specification SLSAによると、プロペラガードに関する仕様の規格が定められてあり、レスキュー艇としての公認仕様が、細かく定められています。
もちろん、プロペラガードだけでなく、プロペラは海洋生物に影響ない定められた形状のステンレス製の4枚羽で、認められたメーカーのものでなければならないなどと、船体の細かい箇所まで明確な規定に沿った艇でないと救助艇として認可されないようです。
そこで、SLSAの定めるプロペラガードは、本サイトで紹介しているLevel 4 – スイフトウォーターレスキュー及びサーフレスキュー仕様(25馬力ギアボックスの場合、横翼11枚-間隔24.00㎜以下)になっています。
もちろん、IRBのレースに関しても同じ規格が指定されているようです。
参考までですが、日本国内にも、今回ご紹介しているLevel 3 – ミリタリー仕様の前身にあたる仕様のプロペラガードが存在しています。これは、SLSAが規格を定める前の仕様につき、現行のLevel 3及び4の中間のような仕様になっています。この写真に示した物になります。
2020.05.05
クランプハンドル
船外機純正品のクランプハンドルは、鋳物金属製がほとんど。
よって、固いが粘りがないため、人の力で回しすぎたりするともろく破損することがあります。
破損したクランプハンドルは、工具がないと人の力では閉めるも緩めるも動くものではありません。
ラフなコンディションで使用する場合や、船外機の積み降ろしが多い使用頻度の場合、ステンレス製のクランプハンドルは強度や粘りはストレス軽減に繋がります。
2020.04.30
Honda 4サイクル 9.9馬力 Sシャフト用
Level 3 – Australiamilitary仕様 (横翼11枚-内部間隔30.00㎜)
国内の公的救助機関でよく使用されている船外機にあわせて作製しています。
Honda 4サイクル 9.9馬力のギアボックス(プロペラシャフトの収まっている部位)が手に入ったので、作成行程を紹介します。
ギアボックスに合わせて溶接プロセスが完了したので、細部まで研磨して完成させます。
日本でよく目にする
Level 4 – レスキュー仕様(横翼11枚-間隔24.00㎜以下)
とは同じ船外機でも推進力が変わってきます。速くなるそうです。
日本国内に流通する船外機のプロペラガード。
船外機の持つ推進力を最小限影響無く、キャビテーション起こさない優れたプロペラガードを提供していきます。
キャビテーションは異常回転によりエンジンの焼付けなど大きな事故の元になります。
安全且つ推進力を限りなく損なわない適正なプロペラガード。
国内で容易に手に入るよう整えていきますので、何なりとご要望を申し付けください。
2020.4.26
Transom Saddle with Front Clamp Plate
トランサムサドル+フロントクランププレートを昨日の記事ではモータープレートと表記しました。
Achillesではモータープレートと表現していますが同じものです。
Achilles SSR-380 のトランサムボードにあったトランサムサドル(モータープレート)の詳細を解説しておきます。
SSR-380のトランサムボードは約36.37~36.39mm
Achilles最新艇SSX-385のトランサムボードは40mm
SSR-380の製造は1980年代なため、国内に存在するIRBの多くにSSR-380(1980年代物)が存在します。当時のトランサムサドルより現行品の方が強度や軽さが優れています。
MidcoastMarine JAPANは日本国内にあるどの年代のIRBにも対応できるようトランサムボードの規格に適合したトランサムサドルを作製していきます。
金属部分を外し木製部分のパテ盛り修繕などを施した後、写真のモータープレートを取り付けます。
今回のトランサムサドルは内寸がSSX-385のサイズとは違いSSR-380専用の規格サイズになっています。